ベトナム俳句事情

越日文化クラブ設立(2010年10月24日)

ベトナムの人々が俳句を読むようになったのは、2006年ごろと言ってよいでしょう。もちろん数十年前にサイゴン(現ホーチミン市)で日本の俳句について紹介したり、翻訳した方々はおったようですが、広がりを見ることはなかった。勢の人々に関心を持つようになったのは2006年からだった。

 
越日文化クラブ発足式(祈念写真)                    俳句クラブのメンバー

在ホーチミン市の日本総領事館と若者新聞・BAO TUOTTRE により開催した越日俳句コンテストが切っ掛けにホーチミン市の外国文学の教授、教師たちの積極的な運動で、ホーチミン市俳句クラブが成立された。 今日まで二回、同じコンテストを開催したので、全国、特に大きな都市に俳句を詠む大学生、外国文化学の教師、外国文学研究者など詩を愛する人たちの間にブームになった。

        越日友好協会会長、鳩山元総理、在ハノイ大使
                                             会の発足に参加を頂きました。                         

    ハノイとホーチミン市の俳句クラブの正式なメンバー数は、今日百人を数えるがそのほとんどは日本語が出来ない。でも、日本の文化、日本の文学が好きな人たちで、特に短くて意味深い俳句形を好んでいる。
ベトナム語と日本語のとの言語構造に違いがあり、日本語の俳句5-7-5を遵守するのが難しいが、短い三行詩だと言って良い。
これからも俳句人口は増えることでしょう。

\n                                                                                レポーター:L T B