沖縄・ベトナム友好協会について
Okinawa · Vietnam Friendship Assosiation

沖縄・ベトナム友好協会は、1991年8月に結成した草の根の民間国際交流団体です。一貫して沖縄の市民とベトナム市民の視点に立った地道な活動を続けています。活動内容として、「学術・文化・芸術の交流」、「ベトナムの若者支援、教育・福祉充実」「ベトナムとの関わりで双方の経済発展の貢献」が上げられます。

ベトナムをより深く理解するために!ベトナムの人たちとの友好親善のために!ベトナムとの経済の交流発展のために!を掲げ、これからも運動をさらに豊かに大きくしていきます!

会長のあいさつ

鎌田 隆

想えば、1991年8月に沖縄県国際交流財団センターで産声を上げた「沖縄・ベトナム友好協会」。日本ベトナム友好協会の一支部ではなく、沖縄独自で組織を作り、沖縄だけの活動をしてきたことには、福地前会長やそれを支えた先輩方の深い「思い」があった。

17世紀の江戸幕府のベトナムとの通商に先立つこと200〜300年前の14・15世紀から当時のチャンバ王国(フエに都があった)とすでに交流を始めた琉球。以後、東・南シナ海の海の廊下を通じて様々な付き合いがあった。ヒト・モノ・文化・芸能・民俗・・・、また東アジアの国ベトナムと同じく東アジアの島沖縄とは、大きな国や勢力の侵略・支配を受けた共通の歴史を共有し、ベトナム戦争・沖縄戦という熾烈な地上戦もともに体験した。

何よりも、そのベトナム戦争が沖縄を最前線基地として繰り広げられたという、この沖縄が戦争の「加害」の側に立たざるを得なかったという「負い目」が、「沖縄の」「ベトナム友好協会」設立の直接の「動機」ではなかったのか。さらに、「沖縄・ベトナム友好協会」の中黒・には大きな意味がある。それは、友好の相手がベトナム人民であり、沖縄県民とベトナム人民(ベトナム国家ではない)の友好こそ、その目的であるという意味である。沖縄県民としての主体性を保ち相手の国家に阿ることなく人間同士の対等平等な関係ということである。

結成されてまだ20年も経たないのに、協会は、ベトナムをよく知ろう、ベトナムの文化・学術・教育の交流をしよう、ベトナムを旅しよう、ベトナムを支援しよう、ベトナムと経済交流しよう、などなど、多様な活動をしてきた。

たとえば、親善訪問団の派遣、受け入れ、物産フエアの開催、マイクロバスや桜木・ベトナム反戦運動資料の寄贈、ベトナム奨学生の受け入れ、ベトナム学生への奨学金の提供、日越シンポジウムの開催、国際ボランテイアへの参加・・・列挙にいとまがない。なかでもドンアイン沖縄経済文化交流センターでは2000年代前半の5年間だけでもで約5,000名のベトナム人学生が日本語教育を履修していることなど、沖縄県民のなかに浸透していない。

私の任務は、これまで諸先輩が築き上げた業績を伝えることで県民のなかに協会を広げていくこと、今までは主にベトナムに行っていた目を沖縄に向けること、そのことで福地前会長や諸先輩に報いることが私の任務であると信じて連日奮闘している。
このホームページ開設が、県民への伝達と会話の窓口になれば幸いである。

役員

2008年度 沖縄・ ベトナム友好協会役員 名簿
  氏名 勤務先
名誉会長 福地 曠昭 沖縄人権協会
会 長 鎌田 隆 沖縄国際大学名誉会長
会 長 与儀 善栄 沖縄・ベトナム交流会社長
事務局長 國吉 宏昭 國吉不動産
理事 宮城 松照 (有)アジアマーケット
理事 山城 昌盛 ファミリイ保険センター
理事 新垣 良光 沖縄環境調査
理事 久保田 照子 久保田チャームスクール
理事 高嶺 久 (有)ウェルケア沖縄
理事 高嶺 豊 琉球大学
理事 伊藤 和二 開南整骨院
理事 照屋 匡 AW-InsectPestManagemento
理事 仲村 千恵子  
監事 玉那覇 有義 (株)シャトーヒルズ
監事 亀島 克夫 (有)グリーンスタッフ

沖縄・ベトナム友好協会結成の歩み

  • 1991-1997年
  • 1998-2003年
  • 2004-2009年
  • 1991年8月 沖縄県国際交流財団ホールにて沖縄ベトナム友好協会結成さる。
  • 1992年3月 親善訪問団をベトナムに派遣。
  • 1994年7月 ベトナム諸国友好連合会理事長と越日友好協会事務局次長を招聘、講演会と歓迎レセプションを開催。
  • 1994年9月 沖縄ベトナム友好協会代表団ベトナム訪問。
  • 1994年12月 ホーチミン市越日友好協会の代表2名来沖。当協会も後援団体の沖縄で最初のベトナム物産フェアーを視察。
  • 1995年2月 第1回ベトナム経済視察団を派遣。大統領官邸でビン副首席の歓迎を受ける。ベトナム建国50周年・ベトナム解放20周年、
    越日友好協会設立30周年を記念して、緋寒桜100本を寄贈・植樹。
  • 1995年6月 在ハノイ・ガラスエ場開設祝賀パーティーに参加、「沖越親善の旅」を挙行。越日友好協会フエ支部設立祝賀会に参加。
    ペトナム反戦運動の資料と日本語の本を贈呈。
  • 1995年7月 ハイフォン市の越日友好協会代表団会長他4名を招聘、各界と交流。◆ハイフォン省副知事、国際局長が来沖、行政機関、各
    団体を表敬訪問。◆ハノイ市ドンアイン県人民委員会委員長らが来沖、講演会・交流会を開催。◆ハノイ国立民族歌舞団沖
    縄公演に協力。
  • 1995年12月 沖縄県中小企業中央会、越日友好協会の協力を得て、ベトナム経済交流視察団を派遣。◆ハイフォン市で初めての日本語学
    校設立に協力。
  • 1996年1月 越日友好協会の協力呼びかけに応じて、マイクロバスを寄贈。ハイフォン港にて引き渡し。
  • 1996年8月 「ベトナム独立55周年記念友好親善の旅」並びに記念式典に参加(〜9月)。
  • 1996年9月 ベトナム独立記念日祝賀パーティー開催。◆「21世紀のための友情計画」ベトナム教育グループ沖縄滞在に協力。◆ベトナ
    ム社会主義共和国ビン副首席を招聘、レセプション開催。
  • 1997年4月 ベトナムより留学生1名を受け入れ(会員有志の奨学金による)。◆東京大学教授、日越友好協会理事長の古田元夫氏による
    特別講演会「ベトナムの現在」を開催。
  • 1997年5月「ハイフォン解放記念日とハノイの旅」を挙行。◆ハノイ市越日友好協会ドンアイン支部、越日友好協会、沖縄ベトナム交流会(株)、沖縄ベトナム友好協会会員等との間で「ドンアイン沖縄文化経済交流センター」の調印が行われる。
  • 1997年7月 越日友好協会会長一行3名招聘、特別講演会「ベトナムの近況」並びに歓迎会開催(〜8月)。
  • 1997年9月「ベトナムにおける沖縄展」をハノイ市とハイフォン市で開催。
  • 1997年11月 越日友好協会の呼びかけにより、ベトナム南部の台風被災者救済のための募金運動を展開。
  • 1997年12月 ベトナム語教室の開催
  • 1998年1月 遠山光一郎著「Days in Vietnam」出版記念ベトナムチヤリティー写真展を後援。
  • 1998年7月 ベトナム交流基金主催によるホーチミン市大学生沖縄受け入れを支援。◆石川文洋氏講演会・交歓会を開催。
  • 1998年9月 ハノイ市職業訓練教育局長を迎え交歓会を開催。◆日越友好協会主催「日越国交25周年シンポジウムへ福地会長他1名参加
  • 1998年10月 ハノイ市解放45周年記念にあたり奨学金贈呈(浦添ウエストライオンズクラブより寄贈)
  • 1999年3月「沖縄ベトナム交流の旅」を挙行。沖縄歌舞団によるハノイ公演を実施。◆外務省国際開発協力関係民間公益団体補助金を受け、ドンアイン沖縄文化経済交流センター内に職業訓練が完成。
  • 1999年5月 ドンアイン沖縄経済文化交流センター落成。
  • 1999年6月(財)沖縄県国際交流財団主催の沖縄県国際交流団体連絡協議会総会に参加。◆たび琉球主催「アジア理解講座〜ベトナムを知ろう〜」(講師:那須泉)一部講座への参加(〜11月)。◆沖縄NGO活動推進協議会の設立総会において当協会の福地曠昭会長が理事として承認される。
  • 1999年10月 ドンアイン沖縄文化経済交流センターに対する「草の根無償援助資金」の調印式に参加。◆国際協力フェスティバルに参加
  • 1999年11月(財)沖縄県国際交流財団主催「国際ふれあい広場」に参加
  • 1999年12月 沖縄国際センター年末年始ホームスティ受け入れ(〜2000年1月)
  • 2000年1月 NGO・JICA合同ワークショップ・イン・沖縄に参加
  • 2000年3月 ベトナム技術者の協力を得たホテル「シドマスイン」が完成、落成式典に参加。ヴー・ジュン駐日ベトナム大使、ハイフォン
    市人民委員会国際局長らが出席。駐日越大使講演会・交歓会を開催。
  • 2000年5月 沖縄からベトナム反戦運動の資料をホーチミン市戦争証跡博物館に贈る運動、ドンアイン沖縄文花経済交流センターに日本
    語の本を贈る運動を展開、協力呼び掛け。
  • 2000年6月(財)沖縄県国際交流財団主催の沖縄県国際交流団体連絡協議会総会に参加。◆総会開催。
  • 2000年7月「沖縄親善の旅」を挙行。越日友好協会フエ支部設立祝賀会に参加。ベトナム反戦運動の資料と日本語の本を贈呈。
  • 2000年10月 越日友好協会代表団招聘。ベトナム経済団が同行、総勢10名。歓迎レセプションを開催。◆ベトナム独立55周年記念「ベト
    ナム現代美術展」を開催。国際交流フェスティバルに参加。
  • 2000年12月 在ベトナム日本大使館の無償資金協会を得てドンアイン村に上水道衛生関連施設を整備。
  • 2001年3月 NGO・JICA合同ワークショップに参加
  • 2001年5月 ベトナム親善の旅」を挙行。沖縄でのべ卜ナム反戦運動の資料をホーチミン市戦争証跡博物館に贈呈。ドンアイン沖縄文化経済交流センターに日本語の本を寄贈。
  • 2001年6月 身体障害者施設を設立
  • 2001年9月 第3回世界のウチナーンチュ大会実行委員会に参加。
  • 2001年11月1日〜4日世界のウチナーンチュ大会実行委員として会長参加。建国56年祝賀会ホテルニューオオタニ、会長、理事参加。
  • 2002年5月 フエ沖縄交流センター建設支援、200万円寄付。
  • 2002年6月 ハノイ・ドン・アイン地区にて「農村の生活改善のための調査」事業の完了(郵政事業庁国際ボランテイア事業)。
  • 2002年8月「国際環境シンポジュウムinハノイ」への参加。沖縄側からのパネリスト(当会福地会長他、琉球大学・沖縄大学の環境の専門家7名を派遣、同時に沖縄ベトナム友好協会親善旅行団(57名)がハノイへ渡越。
  • 2003年5月 フエ省交流センター(Fuwacen)建設支援資金として1万ドル寄付。ハノイ市のドンアイン沖縄経済文化交流センターの日本
    語受講生に奨学金50ドルを寄付。
  • 2003年6月 ハノイ市越日友好協会Than事務局長他5名が沖縄訪問。沖縄国際センターで歓迎会を開催。
  • 2003年8月 友誼勲章の受勲(当会会長福地曠昭、副会長與儀善榮)。
  • 2003年9月 ハノイ市オペラ座で日越国交樹立30周年に親善団を派遣。25人の親善旅行参加と、赤嶺正一国指定組踊保持者他数名で芸能
    交流を行う。
  • 2004年5月 ドンアイン沖縄経済文化交流センター(Dowacen)への支援金25万円、当協会有志よりドワセン奨学金の送金。
  • 2005年1月 駐日ベトナム公使レーバンケー氏の訪沖に伴う懇親会。
  • 2005年4月 ベトナム解放30周年記念親善使節団27名を派遣。
  • 2005年6月 ハノイ市各国連合友好協会ロイ会長他7名の沖縄親善訪問団を歓迎、受け入れた。
  • 2005年10月 ドンアイン沖縄経済文化交流センター日本語教室増設支援2万5000ドル寄付。ドアセン日本語教育受講者年間1200名(過去5年間約5000名)。
  • 2006年3月 ホイアン沖縄工芸文化交流センター落成式、会長出席
  • 2006年6月 フエ省国際フエステバル祝賀親善団(10名)派遣。
  • 2006年7月 フエ省貧困・少数民族支援5万ドル寄付(フエ・フアエセンターへ)。
  • 2006年10月 ベトナム建国60周年記念祝賀会に会長招待。キャップ大使招聘、商工会議連合会と共催で大使講演会を開催。
  • 2007年 ドアセン10周年記念行事(ハノイ、与儀副会長参加)
  • 2007年 ホアン越日友好協会会長国葬参列(ハノイ、与儀副会長)
  • 2007年 フエの台風水害への義捐金提供
  • 2007年7月ベトナム留学生会への参加(琉球大学国際交流会館)
  • 2008年6月 沖縄・ベトナムの交流を中心とする会報の刊行
  • 2008年7月ハノイ市越日友好協会沖縄訪問団(会長以下7名)招聘、歓迎行事
  • 2008年8月浦添美術館「ベトナム漆絵の可能性」展に、写真パネル・物品展示、ベトナム講座などで参加
  • 2009年1〜5月 沖縄県立博物館・美術館「石川文洋作品展」「ベトナム現代絵画漆絵展」に、シンポジウム・講演会・講座写真、パネル展示、アオザイファッションショーなどで参加