カテゴリーアーカイブ: ベトナム経済情報

『べ トナムは今!』No.17- 今週の見出しから

『べ トナムは今!』No.17- 今週の見出しから

ベトナム、鉱工業生産が回復基調 1~8月は前年比5.6%増
(日本経済新聞 8月31日)

今年8ヵ月、FDI登録資本は昨年同期比で81.6%減の104億5300万ドル
(CafeF Online&TBKTSG Online8月25日―FUJINETニュース1769号)

ソフトウエア開発企業の64%は今年の売上が昨年より減少すると予測
(VnEconomy 8月25日―FUJINETニュース1769号)

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『ベトナムは今!』No、15 今週の見出しから

『ベトナムは今!』N0.15 今週の見出しから

ベトナム縦断で新幹線 国営鉄道会長、2020年部分開業目指す

(日本経済新聞8月12日)

ベトナム、自動車販売26%増  7月、消費刺激策が奏功

(日本経済新聞 8月19日)

ベトナムの総人口は約8600万人、世界第13位及び東南アジア第3位

(VnEconomy 8月13日-FUJINETニュース1765号)

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ベトナムは今!№13

『ベトナムは今!』N0.13 今週の見出しから

三井石油開発、ガス田開発で基本合意 NNA 728日)

三井住友銀、エグジム銀に技術支援 NNA 729日)

ベトナムIT最大手のFPTの1~6月期、24.7%増益 (日本経済新聞723日)

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「ベトナムは今!」No.10 ニュース解説

「ベトナムは今!」No.10 ニュース解説

  • 2009.07.07 Tuesday

ニュース解説『ベトナム景気回復は早い?!』
―『ベトナムは今!』
No.10
鎌田 隆(沖縄国際大学名誉教授)

はじめに

2008年後半から顕在化したベトナムへの世界的経済危機の
影響は「世界平均の18か月より長期に及ぶ」との一部の観測も
あり予断を許さないが、一方で2009年に入って、外的要因に
よる輸出の減少の影響は継続しているが国民経済の復調の傾
向が見られる(『ベトナムは今!』No.5ニュース解説)。

計画投資省の最新の「生産・サービス・投資状況」によると、
6月の工業・農林水産業・サービス業のいずれもが、対前月比
でプラスとなり経済の急速な立ち直りが見られるが、2009年
上半期(1~6月)の国内総生産(GDP)成長率は前年上半期
の6.5%を大きく下回る3.9%であった。結局2009年通年のGDP
成長率は年率5%と予測され、ベトナムがアジア経済危機の影
響を受けた1998年5.26%、1999年4.77%以来の低率で20
00年から続いた6%以上成長率が途絶えることになりそうである。
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『ベトナム経済の現状と見通し』―ニュース

『ベトナム経済の現状と見通し』―ニュース

解説 鎌田 隆(沖縄国際大学名誉教授)
はじめに
日本の2009年1-3月期のGDP(国内総生産)は年率換算でマイナス15.2%と他の先進諸国より厳しい戦後最悪を記録した(同期の米国はマイナス6.1%、ユーロ16カ国でマイナス10%)。実質GDPを引き下げた要因(寄与度)では、外需の減少(マイナス1.4%)より内需の減少(マイナス2.6%)なかでも実質GDPの55%を占める個人消費の減少(雇用と所得の悪化)が日本の景気引き下げの最大要因であった。したがって日本のGDPの大幅ダウンは、リーマンショックなど外因とともに「規制緩和」など新自由主義政策の結果の表面化、雇用と所得の悪化による個人消費の落ち込みが最大の原因である。 他方で同じく外需とくに輸出に大きく経済を依存するベトナムは、2000~2007年までのGDP成長率で6.79、6.89、7.08、7.34、7.79、8.44、8.17、そして2007年で8.48%ときわめて好調な経済発展の一途を歩んできた。このベトナム経済にとって2008年の世界的経済危機の影響はどうであったのか。これは注目に値する問題である。そこで早速統計資料に当たろう。 続きを読む

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