年別アーカイブ: 2011

日本元気祭り、ベトナム2011

 先週(4月16-17日)、ハノイには文化交流として「日本元気祭り、ベトナム2011」という祭りが開催されました。ハノイの大学生たちを初めとしてハノイの人々が大勢 参加しました。私も越日友好会会長、事務局長さんなどと共に 開幕式に出席しました。よさこいパレードも行いました。日本から 4つのよさこいチームがハノイに来て ハノイのベトナム青年たちの7つのよさこいチームと一緒に公演することを見ました。とても 楽しくて元気的なことでびっくりしました。日本から持ってきた桜の花の木も 庭の中に展示してハノイの人々を引き寄せました。東日本大震災の方々のためのチャリテイーイベントとしてもしました。1枚の写真を送りますからごらんになってください。
レポーター:Le Thi Binh
レテイビン

Dowacen滞在日記・上原耕生

ラオスから金曜の夜中に帰って参りました。
ついでにタイにも足を運び、遺跡(公園等)を観光してソンクラーンという旧正
月恒例の水掛け祭りに参加してきました。

          

 

   

日中35度のラオスとタイでしたが、その暑さに手伝って若者たちの祭りに対す
る熱気はすごいものでした。街を歩いている見ず知らずの他人にお清め(厄よけ)
としての水掛けテロリズム。(笑)
観光客だろうが、どんな服を着ていようが現地の人たちにとってはおかまいなし
の無礼講の日でした。

小学生の頃水風船を抱えきれないくらいこしらえて、友達と追いかけ合って戦争
ごっこをしたスリリングな一時を思い出しました。日本では、大人になってこう
いうことはしてはいけないという世間体のような暗黙のルールがあります。

ベトナムでも、仕事を終えた年配(50~60代)の人たちが恥ずかしげもなく、公園
に集まって子供のようにサッカーやバレーボールをして過ごしているのを見かけ
ました。
例えば東京で残業漬けの毎日で帰宅ラッシュに揉まれながらクタクタになって
義務感に虐げられて過ごす大人達にこういう光景を見せてあげたいと思ったりし
ました。
日本人は“辛いのは自分だけじゃない”という、忍耐の美学のようなものを強く持
っています。
これは今度の震災時で世界から高く評価された秩序や、他人への思いやりという

良い面でも顕著に現れましたが、日本の社会性(と国民性)を非常に典型的に表
しているものと思います。
日本でよく使われる “大の大人が、、” という言葉や僕の大人に対する偏見を
この旅で、いとも簡単に覆されてきました。
やはりこういった知らない国での滞在はちょっとしたことですが気付かされるこ

\nとが多いですね。

日本人タイ滞在日記

中学時代の同窓生と久々に再会をした。
以前から東南アジアに興味を持ち、いずれは向こうで住みたいと願っていた知人がとうとうタイに住みついてしまた。
その彼には以前から、海外暮らしのメールでの送ってくれと頼んでいたが、それが再会したその日に日記を持参していた。
これを読んで面白かったら、HPに紹介しても良いというのだ。 人の日記を覗くのは好まないが折角だから開いて詠んだ。日常の事を書いているので面白いので掲載することに承諾を頂いた。

 

鉛筆で書かれた日記なので読みづらい。 次にタイプをした。

2011年1月1日
8:30起床 午前中 清掃  12:00に岡部さんが来る。パソコンやタイ語について話し合う。昼食はイサン料理の特番、ソムタム、ガイヤン、カオニャオを食べてから、ボブさんのお店でお好み焼きを食べる。

明日の夜はチェンマイを離れるので、夜のチェンマイナイトバザールを巡る。
薬局で耳栓を買う。それで寝不足から解放されるだろうか、できればこのアパートから出たくない。
その日の小遣い 朝食 20 昼食 32  お好み焼き 30 夕食 30 耳栓 75

2日 8:30起床 耳栓をして、少し良いような感じだ、まだ完全とはいえない。沖縄へ帰ったら耳栓を買っていこう。
インターネットでロングスティー0ビザについて調べてみた。イミングレに書類を提出すれば、三か月間のスタンプがもらえて、その後9か月分がもらえる。それで具体的な段取りがわかって安心した。
夕食はオムライスの作り方を教えて、食べた後、パタヤ行きバスを待つ。
その日の小遣い 朝食 20  昼食 30  夕食 40  ソンチウ 40  まんじょう 6  
タイバーツ(THB) 1B→約3円(2月28日現在)

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ベトナム俳句クラブ 旧正月に詠む

前回、このHPでも紹介致しました。。ベトナム・ハノイの日本文化を学ぶ、俳句クラブの方々が、
旧正月(テトの日)に、俳句を詠みました。
正月に俳句を詠むとは、とても粋な会が開かれた事がとても日本的で羨ましく思いました。

ベトナム語で作った俳句を日本語へ翻訳してみる
Thử dịch mấy bài Haiku Việt ra tiếng Nhật Bản

ベトナム語 日本語への翻訳
Lưng trời,Sơn ca bắc cầu vồngÂm thanh      Đinh Nhật Hạnh 雲雀の声 虹を掛けるよ 中空にHibari no koe

Niji wo kakeruyo

Nakasorani

Một bông đàoMột năm công sứcMột vực mồ hôi       Đinh Nhật Hạnh 桃花や いくらの苦労か 汗の升Momohana ya

Ikura no kurouka

Ase no masu

Thời gian-vơiNhư giọt lệ đáRơi trong hang đời                       Đinh Nhật Hạnh 時間とは 世の洞窟の 石涙Jikan toha

Yo no doukutsu

Ishi namida

Én chao,vũ khúc nghiêng chiều, nắng say                Đinh Nhật Hạnh つばめ飛ぶ 午後の日光に 斜めけりTsubame tobu

Gogono nikkoni

Naname keri

Nắng sớmcỏ nonMột dải ngân hà!                               Lê Thị Bình 早日差し 天の川かな 若草にHayahizashi

Ama no kawa kana

Wakagusa ni

Phố nhỏ, ngõ nhỏTiếng chim cuThay tiếng gà                                   Lê Thị Bình 雉鳩や 雄鶏代わり 小道かなKijibato ya

Ondori  kawari

Komachi kana

Trên cành treChuồn chuồn đậuMặt nước như gưong          Lê Thị Bình 竹枝に トンボが留まる 水鏡Takeeda ni

Tombo ga tomaru

Mizukagami

Hoa đàoSông Hồng trôiÔi, Hà Nội         Lê Thị Bình 桃の花 紅河の流れ ハノイかなMomo no hana

Kouka no nagare

Hanoi kana

 恥ずかしいですが ベトナム日本文化クラブのベトナム俳句グループのメンバーである二人のデインニャットハン(Dinh Nhat Hanhとレテイビン(Le Thi Binh)のいくつかの句を上のように翻訳してみました。

日本語への翻訳者     レテイビン(Le Thi Binh

\n 

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あけましておめでとございます!

あけましておめでとございます!

昨年の暮れ12月9日~17日で「子どものみた戦争と平和」展を主催:沖縄ベトナム友好協会 協力:沖縄県平和祈念資料館により、沖縄銀行本店で開催をしました。(詳細は沖縄ベトナム友好協会のHPを参照ください)
  その活動から、沖縄県平和祈念資料館館長:大川芳子さんから「写真の中の少年」(駒草出版)を紹介されました。この本は平和資料館が、1992年~2010年までの詩部門の最優秀作品を集めた本です。
今年の読み始めの一冊で、恒久平和を願う県民の一人として、皆様にも読んでいただきたく、本から一説を紹介いたします。

世界を見つめる目               小学校・4年 喜納 英佑

やせっぽちの男の子が              ほほえみながら、ぼくを見つめた
テレビの画面の中で・・・          僕も男の子を見つめた
どんな事があったの?              何も食べる物がないんだ
でも、ぼくは生きたい              くるしいけど、あきらめない
ぼく がんばるよ                   えがおが ふれる
生きる人間の力強さを感じた        ぼあくは 真実を見つめる目を
持ちたいと思った 

悲しそうな目をした女の子が        なみだをうかべながら、ぼくを見つめた
テレビの画面の中で                ぼくもその女の子を見つめた
なぜ、悲しい顔をしているの?      なぜ、ないているの?
せんそうで、家族もいなくなったやった
家も 友達も                       全部、全部なくなっちゃった
悲しいよ さびしいよ               どうすればいいの 助けて
大切なものをなくした人間の弱さを感じた
ぼくは 涙をふいてあげる           やさしい手を持ちたいと思った

(詩は、もっと続いておりますが、紙面の都合上お許しください)
尚、この詩は、2008年 小学校最優秀作品に選ばれました)
「写真の中の少年」(駒草出版)

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