ベトナム中部の連続台風被害について寄付のご協力願い

日本人タイ滞在日記

中学時代の同窓生と久々に再会をした。
以前から東南アジアに興味を持ち、いずれは向こうで住みたいと願っていた知人がとうとうタイに住みついてしまた。
その彼には以前から、海外暮らしのメールでの送ってくれと頼んでいたが、それが再会したその日に日記を持参していた。
これを読んで面白かったら、HPに紹介しても良いというのだ。 人の日記を覗くのは好まないが折角だから開いて詠んだ。日常の事を書いているので面白いので掲載することに承諾を頂いた。

 

鉛筆で書かれた日記なので読みづらい。 次にタイプをした。

2011年1月1日
8:30起床 午前中 清掃  12:00に岡部さんが来る。パソコンやタイ語について話し合う。昼食はイサン料理の特番、ソムタム、ガイヤン、カオニャオを食べてから、ボブさんのお店でお好み焼きを食べる。

明日の夜はチェンマイを離れるので、夜のチェンマイナイトバザールを巡る。
薬局で耳栓を買う。それで寝不足から解放されるだろうか、できればこのアパートから出たくない。
その日の小遣い 朝食 20 昼食 32  お好み焼き 30 夕食 30 耳栓 75

2日 8:30起床 耳栓をして、少し良いような感じだ、まだ完全とはいえない。沖縄へ帰ったら耳栓を買っていこう。
インターネットでロングスティー0ビザについて調べてみた。イミングレに書類を提出すれば、三か月間のスタンプがもらえて、その後9か月分がもらえる。それで具体的な段取りがわかって安心した。
夕食はオムライスの作り方を教えて、食べた後、パタヤ行きバスを待つ。
その日の小遣い 朝食 20  昼食 30  夕食 40  ソンチウ 40  まんじょう 6  
タイバーツ(THB) 1B→約3円(2月28日現在)

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ベトナム俳句クラブ 旧正月に詠む

前回、このHPでも紹介致しました。。ベトナム・ハノイの日本文化を学ぶ、俳句クラブの方々が、
旧正月(テトの日)に、俳句を詠みました。
正月に俳句を詠むとは、とても粋な会が開かれた事がとても日本的で羨ましく思いました。

ベトナム語で作った俳句を日本語へ翻訳してみる
Thử dịch mấy bài Haiku Việt ra tiếng Nhật Bản

ベトナム語 日本語への翻訳
Lưng trời,Sơn ca bắc cầu vồngÂm thanh      Đinh Nhật Hạnh 雲雀の声 虹を掛けるよ 中空にHibari no koe

Niji wo kakeruyo

Nakasorani

Một bông đàoMột năm công sứcMột vực mồ hôi       Đinh Nhật Hạnh 桃花や いくらの苦労か 汗の升Momohana ya

Ikura no kurouka

Ase no masu

Thời gian-vơiNhư giọt lệ đáRơi trong hang đời                       Đinh Nhật Hạnh 時間とは 世の洞窟の 石涙Jikan toha

Yo no doukutsu

Ishi namida

Én chao,vũ khúc nghiêng chiều, nắng say                Đinh Nhật Hạnh つばめ飛ぶ 午後の日光に 斜めけりTsubame tobu

Gogono nikkoni

Naname keri

Nắng sớmcỏ nonMột dải ngân hà!                               Lê Thị Bình 早日差し 天の川かな 若草にHayahizashi

Ama no kawa kana

Wakagusa ni

Phố nhỏ, ngõ nhỏTiếng chim cuThay tiếng gà                                   Lê Thị Bình 雉鳩や 雄鶏代わり 小道かなKijibato ya

Ondori  kawari

Komachi kana

Trên cành treChuồn chuồn đậuMặt nước như gưong          Lê Thị Bình 竹枝に トンボが留まる 水鏡Takeeda ni

Tombo ga tomaru

Mizukagami

Hoa đàoSông Hồng trôiÔi, Hà Nội         Lê Thị Bình 桃の花 紅河の流れ ハノイかなMomo no hana

Kouka no nagare

Hanoi kana

 恥ずかしいですが ベトナム日本文化クラブのベトナム俳句グループのメンバーである二人のデインニャットハン(Dinh Nhat Hanhとレテイビン(Le Thi Binh)のいくつかの句を上のように翻訳してみました。

日本語への翻訳者     レテイビン(Le Thi Binh

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あけましておめでとございます!

あけましておめでとございます!

昨年の暮れ12月9日~17日で「子どものみた戦争と平和」展を主催:沖縄ベトナム友好協会 協力:沖縄県平和祈念資料館により、沖縄銀行本店で開催をしました。(詳細は沖縄ベトナム友好協会のHPを参照ください)
  その活動から、沖縄県平和祈念資料館館長:大川芳子さんから「写真の中の少年」(駒草出版)を紹介されました。この本は平和資料館が、1992年~2010年までの詩部門の最優秀作品を集めた本です。
今年の読み始めの一冊で、恒久平和を願う県民の一人として、皆様にも読んでいただきたく、本から一説を紹介いたします。

世界を見つめる目               小学校・4年 喜納 英佑

やせっぽちの男の子が              ほほえみながら、ぼくを見つめた
テレビの画面の中で・・・          僕も男の子を見つめた
どんな事があったの?              何も食べる物がないんだ
でも、ぼくは生きたい              くるしいけど、あきらめない
ぼく がんばるよ                   えがおが ふれる
生きる人間の力強さを感じた        ぼあくは 真実を見つめる目を
持ちたいと思った 

悲しそうな目をした女の子が        なみだをうかべながら、ぼくを見つめた
テレビの画面の中で                ぼくもその女の子を見つめた
なぜ、悲しい顔をしているの?      なぜ、ないているの?
せんそうで、家族もいなくなったやった
家も 友達も                       全部、全部なくなっちゃった
悲しいよ さびしいよ               どうすればいいの 助けて
大切なものをなくした人間の弱さを感じた
ぼくは 涙をふいてあげる           やさしい手を持ちたいと思った

(詩は、もっと続いておりますが、紙面の都合上お許しください)
尚、この詩は、2008年 小学校最優秀作品に選ばれました)
「写真の中の少年」(駒草出版)

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ベトナム俳句事情

越日文化クラブ設立(2010年10月24日)

ベトナムの人々が俳句を読むようになったのは、2006年ごろと言ってよいでしょう。もちろん数十年前にサイゴン(現ホーチミン市)で日本の俳句について紹介したり、翻訳した方々はおったようですが、広がりを見ることはなかった。勢の人々に関心を持つようになったのは2006年からだった。

 
越日文化クラブ発足式(祈念写真)                    俳句クラブのメンバー

在ホーチミン市の日本総領事館と若者新聞・BAO TUOTTRE により開催した越日俳句コンテストが切っ掛けにホーチミン市の外国文学の教授、教師たちの積極的な運動で、ホーチミン市俳句クラブが成立された。 今日まで二回、同じコンテストを開催したので、全国、特に大きな都市に俳句を詠む大学生、外国文化学の教師、外国文学研究者など詩を愛する人たちの間にブームになった。

        越日友好協会会長、鳩山元総理、在ハノイ大使
                                             会の発足に参加を頂きました。                         

    ハノイとホーチミン市の俳句クラブの正式なメンバー数は、今日百人を数えるがそのほとんどは日本語が出来ない。でも、日本の文化、日本の文学が好きな人たちで、特に短くて意味深い俳句形を好んでいる。
ベトナム語と日本語のとの言語構造に違いがあり、日本語の俳句5-7-5を遵守するのが難しいが、短い三行詩だと言って良い。
これからも俳句人口は増えることでしょう。

\n                                                                                レポーター:L T B